マンマに習うイタリア料理

アクセスカウンタ

zoom RSS 春を告げるもの

<<   作成日時 : 2010/04/01 20:45   >>

トラックバック 0 / コメント 0

皆さんお花見の予定はもう立てられましたか?
インターネットで、イタリアのラジオを聞くことができるのですが、
先日「日本の桜開花」のニュースはイタリアでも報じられていました。


イタリアには桜の木自体が少ないので、あまり見かけることがなかったのですが
ローマ近郊、サビーナ地方のオリーブ畑で、見事な桜の木に出会ったことがあります。

後ろ姿は、イタリア生活文化交流協会が一緒に音楽活動を進めている
ホルン奏者のアレッシオ。(サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団首席ホルン奏者)
彼の実家近くです。
おそらく身長は180センチくらい(?)あろうかという彼がこんなに小さく見えるほどの大木。

画像



オリーブ畑にヤギが放牧されている、こんなのどかな所です。
はるか向こうまで、オリーブの木々が続いています。
(牧羊犬に威嚇されるので、これ以上はヤギに近づけませんでした・・・)

画像
 




さて・・・食べ物の話題に移ります。
この季節「イタリアの春の味」というとこれです。

画像



「ソラマメ (FAVE ファーヴェ)」です。

日本の物よりは一粒一粒もだいぶ小さく、皮ももっと薄いです。
このソラマメの面白いところは、『生のまま食べる』ということ。


皮をむいて、そのままぱくぱくと!!
もちろん塩気はありませんので、何と合わせるかというと、チーズといっしょに。

生の豆の味と、チーズの塩味の組み合わせ、なかなかいけます。
トスカーナの場合は、羊のチーズ「ペコリーノ トスカーノ」と一緒に食べられています。


このブログにもよく出てきている「ペコリーノ」ですがこんなチーズです。
トスカーナの世界遺産の町「ピエンツァ」の有名なチーズ屋さん。


画像



熟成がもっと進んだもの。すごいカビです。

画像




他にも、この季節とてもおいしいものは
「野生のアスパラガス(Asparagi selvatici アスパラジ セルヴァティチ)」

これは残念ながら写真が残っていないのですけれど・・・
オリーブの木の下に生え、日本で一般に出回っているアスパラとは
比べ物にならないほど、細いものです。


トマトベースのパスタのソースにするのが最高においしい。
トマトソース、玉ねぎ、野生アスパラの組み合わせ、もしくはそこにベーコンを
プラスする組み合わせでも。

日本で一般に出回っているタイプのアスパラよりも風味が豊かだと好まれています。
私の知っている範囲では、トスカーナ、ウンブリアなど中部イタリアで食べられています。

バルサミコで有名なモデナ出身のイタリア人に聞くと、
「何それ?知らないなぁ」と言っていましたのできっと地域限定、かな?



先ほどのトスカーナ、ピエンツァの春景色を少し。
ピエンツァの町。

画像


画像



この通り、ドゥオモの裏です。ここからは、眼下にトスカーナの絶景を楽しめ、
Via=通りのネーミングが素敵です。

ドゥオモのそば、写真奥から4本の道があり、
「幸運の小道」、「キスの小道」、「愛の小道」、と続きます。
家の間の壁にある白い表示がそれです。

その次の道の名前はあまりにイタリアらしくて笑ってしまいました。
ちょっとブラックでもあります。
いつか皆さんが実際に行かれるときのために・・・
ここには書かないことにしておきます。

画像




町の周りにはこんな景色が広がっています。
Che bella Toscana!!

画像



画像



ちょうどこの季節、4月の初旬に日本から友人が遊びに来てくれたことがあり、
ピエンツァを訪れました。
あまりにも美しく、まさに「桃源郷だ!!!」というのが二人の感想でした。

シエナの南、赤ワインの産地で有名なモンテプルチャーノやモンタルチーノに近く、
トスカーナの典型的ななだらかな丘と糸杉(チプレッソ)の立ち並ぶ景色が見られ
この辺り一帯は、トスカーナの中でも、特に美しい地域だと言われています。

交通の便が悪いので、この地域はレンタカーを借りてドライブするのが
最高におすすめです。

画像




話がいろいろなところへ飛びましたが・・・
イタリアでは、「露地物を食べる」ことが基本ですので、
旬のものは、旬にしか味わえません。

また、大阪にいながらも北海道のおいしいもの、沖縄のおいしいものが
簡単に手に入るのが日本。
日本のものにとどまらず、世界中の食材が手に入ります。

もしも日本で「野生のアスパラガス」なんてブームになってしまうと
スーパーから消え手に入らないとか、行列ができるとか・・・・でしょうか。
逆にこのアスパラが自生する地域でしか食べられていないのがイタリア。

その土地で採れるものに皆が誇りを持ち、大切にし、
昔から食べられているもの、作られているものが今も脈々と受け継がれています。
それぞれが、自分の土地の食べ物が一番だと思っているので
他の地域のものには、あまり興味も持たれていないんですよ。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
春を告げるもの マンマに習うイタリア料理/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる